今回は2ちゃんねるやニコニコ動画の創業者である、ひろゆきさんが書いた書籍「1%の努力」を紹介します。
こちらです!
今やYouTubeでは、ひろゆきさんの切り抜き動画を見ない日はありません。
YouTubeのオススメに次々と入ってくるので、ひろゆきさんのことを知らない人はいないと思います。
ひろゆきさんは、ポジショントークがうまく、人が言えないことをズバッと言ってくれることや、論破力が高いところが魅力的ですよね!
そんな、ひろゆきさんは知る人ぞ知る「努力嫌い」です。
ひろゆきさんが書いた書籍「1%の努力」を簡単に要約すると、
”いかに努力せずに幸せになるか”という考え方が詰まっています。
それも、ひろゆきさんらしい考え方で、見ていてニヤっとすること間違いありません。
この記事は、「できるだけ努力せずに、幸せになりたいかた」にオススメです。
努力しないで、幸せを感じるって、めちゃくちゃ興味深いですよね。
ひろゆきさんご本人も、この本の最終的な獲得目的は、「幸せの総量をあげること」と言っています。
今回は、私が特に印象に残ったエピソードを3つに絞りました。
✔️ 優先順位
✔️ 貧乏時代のエピソード
✔️ チャンスの前髪を捕まえよう
この記事を読むことで、努力することだけが全てでないことがわかります。
肩の力を抜いて聞いてください。
それではいきましょう!
Let’s努力しなくても幸せになれる!
優先順位の話

まずはじめに、この本を読んで一番印象に残った話からします。
ある大学でこんな授業がありました。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇においた。
その壺に、彼はひとつひとつ岩を詰めた。
壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」
教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出した。
そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」
学生は答えられない。
一人の生徒が「たぶん違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、教壇の下から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺は満杯になったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ。
彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか?」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しいときでも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことは可能だということです。」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先にいれない限り、それが入る余地は、その後二度とないということなんだ。」
君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろうと、教授は話しはじめる。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり…
ここでいう「大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。
さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが小さな砂利や砂、つまり、自分にとって重要性の低いものから壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体を失うだろう。
という話です。
いかがでしょうか?
ぶっちゃけ私、めちゃくちゃ刺さりました。笑
みなさんに共有したい思ったくらい刺さったので、記事にしたんですよね。
そして、私もあなたに問いたいんです。
あなたにとっての「大きな岩」はなんですか?
もし、子供との時間が最優先であれば、本当に今の仕事をしてて良いんでしょうか。
仕事が最優先になっていませんか?
もし、プライベートを充実させたいのに、他の何かで犠牲になっていませんか?
犠牲になっているのであれば、今の生活に満足していないはずです。
自分の心に聞いてみてください。
優先することを決めて、そのとおりに動く。
簡単なようで、難しいですよね。
この話を聞いて、私もハッとさせられました。
今まで大事な友人、彼女、プライベートな時間を、仕事で犠牲にしてきたんですよね。
本当にもったいないことをしました。
後悔しないように、あらかじめ「大きな岩」を決めましょう。
自分の両親が生きている間に、あと何回会えるかわかりません。
子供の成長も早いです。仕事で忙しくしてたらいつの間にか大きくなります。
優先順位は人それぞれ違いますよね。
大きな岩を決めたら、絶対に守りましょう。
それこそが、幸せに生きるためのコツだと、ひろゆきさんは言っているんですよね。
ちなみに、ひろゆきさんにとっての「大きな岩」は「睡眠」です。
遅刻しようが、どれだけ怒られようが、「いま、寝たい」という気持ちを一番大事にしています。
実際に、YouTubeのコラボでも、毎回遅刻しているって本人が言ってるんですよね。
それに、仕事なんてものは、砂利や砂や、水にすぎないと言っています。
それらを先に壺に入れてしまうと、どうしたって睡眠を削らなくてはいけないんですよね。
なので、ひろゆきさんにとって、サラリーマンという選択肢は無いということです。
サラリーマンになると、時間が拘束されますからね…
実に、「努力せずに幸せに生きる」ひろゆきさんらしい考え方ですよね。
貧乏時代のエピソード

ひろゆきさんの貧乏時代のエピソードです。
東京のある団地で育ちました。
周りの大人たちは生活保護を受けていて、大人でも働いていない人が多くいたんですよね。
団地の家賃が上がるのを防ぐために離婚する人が多く、そしてそれが当たり前だったとのことです。
みな貧乏だったが、よく遊び、泊まり合いをしたりして、仲良く暮らしていました。
ひろゆきさんは、このような幼少期を過ごしたからこそ、守るべきものが低くて良いというのです。
自分の中の最低ラインの生活を知っていれば、生活がラクになります。
本の中で、このような質問がありました。
「財布も携帯も持たずに、外出して1週間過ごせるか」
「月5万円で生活できるか」
あなたはこの2つを聞いてどう思いますか?
貧乏を経験したこと無い人は、不可能に感じますよね。
私はどちらもできます。
もはや、得意分野です。
これは感覚的な話ではなく、実際に経験したことがあるんですよね。
大学時代、友人の家に、寝泊まりさせてもらって、ご飯まで食べさせてもらってました。
なので、月5万円のジリ貧生活も、1週間食べさせてもらう生活もしてきたことがあるんですよ。
家が貧乏だったわけではありません。
むしろ、不自由なく生活させていただきました。
私の持ち前のポジティブと図々しさで、友人にねだっていただけです。笑
大学までの通勤時間が往復2時間あったので、めんどくさくなってよく寝泊まりさせてもらってました。
本当に友人に感謝しています。
そのような生活を送ると自分の中で最低ラインの生活がわかるようになるんですよね。
そして、最低ラインを知ることはすべてにおいて必要だと感じます。
仕事、勉強、所属する団体、お金などの最低ラインを知っていると活かせることって多いんですよね。
たとえば、私の学生時代に、ホームレスの人と友達になったことがあります。
名前はアキさんと言い、年齢は50歳くらいだったと思います。
夜のバイトが早く終わって、朝の始発を待っている時に、ホームレスがベンチに座っているのを発見しました。
何か暗そうだったので、缶ビールをおごってあげたんですよね。
乾杯してから、打ち解けるのは早かったです。
3時間後には、俺たち友達な!ってホームレスに握手されました。
会話を簡単にまとめると、ホームレスは自由で幸せだと言っていました。
「離婚して全てを失ったが、たまに子供にも会えるのが嬉しい」
「仲間もいるし、毎日お酒飲んで、今の生活は自由で幸せだ」と笑いながら言ってたんですよね。
「もう普通の生活に戻りたくないの?」って私が聞くと、
「ホームレスの生活を知ると、元には戻れないんだよ。」って言ってました。
あんなに楽しくて、幸せそうに話すアキさんを見ると、ホームレスの生活って悪く無いのかって、学生ながらに納得させられました。
地位も名誉も家も家族もお金も羞恥心も何もなくても、幸せに暮らせるってすごいですよね。
よく、ミニマリストは物への執着をなくし、豊かな生活を送るきっかけになるみたいな話を聞きます。
しかし、ホームレスこそ究極のミニマリストなのでは?と今でこそ思うんですよね。
その日暮らしで、楽しければ何でもいい。
嫌なことなんかしなくていい。
わずらわしい人間関係もない。
何もないからこそ、好きなことに没頭できる。
周りも自分と価値観の仲間がいる。
平等で助け合いの世界。
お金がないから、食べ物のありがたみを感じることができる。
家がないから、自然に感謝する。
もしかすると、私たちが目指していた世界ってこういう世界なのでは?と学生ながらに考えさせられました。
今まで、私たちが努力して手にいれようとしてたものが、絶対に必要なものとは限りません。
アキさんのように、全て手放すと自由で幸せになれるって不思議だと思いませんか?
私はアキさんと話をして以来、価値観が変わりました。
お金はなくても生きていきけるだけでなく、幸せに感じることもできるんですよね。
ホームレスを肯定しているわけではありません。
ただ、ホームレスを見る人と、ホームレスから見た世界はこれほど違うのかと感心させれられたんですよね。
私は昔から本当に偏見なく、物事を平等に見る癖があります。
外見で決めるよりも、実際にどうなのかって気になるんですよね。
”百聞は一見にしかず”を大事にしてきました。
近づいちゃダメって言われる人でも、話たくなります。
そして、常識って本当に簡単に変化します。
いろいろ持っていても不幸に感じる人もいれば、何もなくても幸せに感じる人もいる。
最低ラインの生活で満足できていれば、そもそも努力して上を目指す必要もありません。
ひろゆきさんの言っている、努力せずに幸せになるということを、すでに体験していたんですよね。
ある意味、ひろゆきさんは恵まれた環境にいたのではないでしょうか。
貧乏がダメって決めつけるのは、ただの価値観でしかありません。
努力せずに、幸せになる方法は必ずあると思います。
チャンスの前髪を捕まえよう

「あなたがチャンスを掴む人」になるためのお話です。
チャンスは突然やってくるんですよね。
そして、チャンスは一瞬で目の前を通り抜けます。
「幸運の女神の前髪」という話をあなたは聞いたことがあるでしょうか。
幸運の女神には後ろ髪がついていないから、通り過ぎたら捕まえることはできません。
2002年のワールドカップをあなたは覚えていますか?
ブラジル代表の怪物ロナウドの大五郎カット、まさにあんなイメージです。
すみません。少しふざけました。
過去の動画で、チャンスはどんな形なのかわからないという話をしました。
私の人生を変えるきっかけをくれたのも、店長時代の従業員です。
そして、漫画家の夢が叶った話もしました。
こちらの動画です。よかったらみてください。
幸運の女神を逃さないようにするために、やるべきことはただひとつ。
ヒマを全力で作ることです。
時間は余るものではなく、作り出しましょう!
そんなことを言っても「時間がない」という人には、チャンスは巡ってこないでしょう。
というより、正確には、チャンスが巡ってきても、掴むことができないんですよね。
サッカーの本田圭佑さんは、こう言っているんですよね。
「みんなサッカーの練習ばかりする。けれど、そのシュートにつなげるために、敵を抜いたり、いい位置にボールを持っていくことのほうが重要だ。それができて初めてシュートを練習する意味がある。」
簡単にいうと、チャンスを掴む練習より、いつでもチャンスを掴める状態にしておくことのほうが重要ってことです。
スケジュールをつめこみすぎると、チャンスが流れてきていることに気づくことができません。
チャンスを掴むためには、常に余裕を持てと、ひろゆきさんは言っているんですよね。
まとめ

はじめに、大きな岩の話をしました。
あなたにとっての「大きな岩」を決めましょう。
それは、あとで壺に入れることはできないからです。
そして、「大きな岩」を決めたら、常に一番の優先順位として生きましょう。
どんな時もぶれず、幸せに生きることができます。
ふたつめに、貧乏時代のエピソードを話しました。
最低ラインの生活を知っていれば、もっとずっとラクに生きることができます。
お金持ちでも不幸な人は絶対にいるでしょう。
ホームレスのように何もない人でも幸せな人もいます。
もちろん、努力しないことが正ではありません。
努力することが絶対に正でも無いのです。
みな、自分の信じた価値観の中で生きています。
わたしが言いたいのは、貧乏が悪とか、決めつけるのはよくないということです。
”貧乏でも幸せに生きることができる”そう思うとラクになれますよね。
そして、最後にチャンスを掴む話をしました。
常に時間に余裕を持って生活しましょう。
幸運の女神様は前髪しかありません。
幸運の女神様には、後ろ髪がついていなので、通り過ぎたら捕まえることはできないのです。
そして、本を読んで一番感じたのは、ひろゆきさんはめちゃくちゃ考えています。
おそらく努力せずに生きる方法を誰よりも考えているんですよね。
もし、あなたが努力しない道を選ぶのであれば、その分人一倍頭を働かせる必要があります。
そのことだけは、肝に命じておかなければいけません。
そして、努力しないということは、人があまり考えないことを考えたり、違う行動をとる必要性も出てきます。
そうなると、他人から批判されることもあるでしょう。
人と違う生き方をする。
それは努力しないで生きる方法かもしれませんが、当然リスクもつきまといます。
あなたが考える、あなただけの人生を、あなたらしく生きてもらえば嬉しいです。
今後も一緒に一皮むきましょう!
ではまた!ばーい!
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